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共有特許の特許権者自らによる無効審判(無効2018-800153号、令和2年(ネ)第10016号)

 「結ばなくていい靴紐」の特許発明(特許第5079926号)について、共有特許権者間で侵害訴訟が行われています。これは、当事者がプレスリリース等で発表しているため、特許業界ではご存じの方も多いのかも知れません。その侵害訴訟(令和2年(ネ)第10016号)の知財高裁判決が先日出されました。 この訴訟は […]
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令和元年(行ケ)10142号 「ロール製品パッケージ」事件

 事件番号令和元年(行ケ)10142号裁判所知財高裁 第2部判決言渡2002年6月3日事件種別異議申立による取消決定に対する審決取消訴訟結論請求棄却 (特許取消決定維持)特許番号特許第6314029号発明の名称ロール製品パッケージ主な論点サポート要件  本件は、異議申立による取消 […]
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令和元年(行ケ)第10075号 「ポリオレフィン系延伸フィルムの製造方法」事件

事件番号令和元年(行ケ)10075号裁判所知財高裁 第1部判決言渡2020年5月28日事件種別無効審判の特許維持審決に対する審決取消訴訟結論請求一部容認 (特許維持審決一部取消)特許番号特許第593435号発明の名称ポリオレフィン系延伸フィルムの製造方法…主な論点進歩性 本件は無効審判の特許維持審決 […]
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平成29年(ワ)第24598号 「セルロース粉末」事件

事件番号 平成29年(ワ)第24598号 裁判所 東京地裁 第46部 判決言渡 2020年3月26日 事件種別 侵害訴訟 結論 請求棄却(特許権者敗訴) 特許番号 特許第5110757号 発明の名称 セルロース粉末 主な論点 サポート要件    本件の侵害訴訟は、特許権者である原告が旭化成 […]
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令和元年(行ケ)第10095号「多結晶質シリコン断片及び多結晶質シリコンロッドの粉砕方法」事件

事件番号 令和元年(行ケ)10095号 裁判所 知財高裁 第1部 判決言渡 2020年3月12日 事件種別 異議申立による取消決定に対する審決取消訴訟 結論 請求棄却 (特許取消決定維持) 特許番号 特許第6154074号 発明の名称 多結晶質シリコン断片及び多結晶質シリコンロッドの粉砕方法 主な論 […]
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中国の分割出願と遅延審査制度

 昨年の台湾専利法改正以後、分割出願について主要国において最も特殊な取扱いをしているのは日本ではないかと思います。拒絶審決後に分割出願ができないとか、審判段階で特許になった場合に分割出願ができないというのは、外国の出願人には理解されにくい点であると思います。外内ケースを担当する場合には、クライアント […]
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EPOでの物の請求項を引用する製造方法の請求項の扱いについて

EPOでの単一性違反の扱いは非常に厳しく、1つの特許出願には、発明のカテゴリー毎に、独立請求項を1つずつしか含めることができません。 それでは、以下のようなクレームはどのような扱いを受けるでしょうか?  請求項1:物。  請求項2:工程aを含む請求項1の物の製造方法。  請求項3:工程bを含む請求項 […]
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独立請求項への補正と単一性要件について

 前回のブログでは発明の単一性についての欧州での扱いについて述べたので、関連して独立請求項についての各国での扱いについてご説明します。  例えば、以下の請求項があるとします:    請求項1:Aを含む樹脂組成物。    請求項2:さらにBを含む、請求項1に記載の樹脂組成物。    請求項3:さらにC […]
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EPOの単一性要件について

 EPOは非常に厳格な単一性要件を有しており、日本の出願人としては非常にやっかいに考える人が多いのではないでしょうか。ただし、厳格な発明の単一性要件については、最も不利益を受けるのはEU圏内の出願人であると考えます。  日本の特許出願人は、日本の特許庁の基準に合わせてクレームドラフティングを行います […]
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EPC54条(3)の規定と自己衝突について その2(先願出願人の立場)

EPC54条(3)の規定に関して、先願の出願人の立場に立って、別の出願人による後願の排除しやすさを考えてみると、先願の出願人にとっては、米国では後願の排除が比較的容易であり、日本、韓国及び中国では、後願の排除がそれなりに難しく、欧州では後願の排除は非常に難しいことになります。欧州では、後願排除のため […]